漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70代女性。
ここ何年かで急激に認知機能の低下が見られるようになり、それにともない若干の異常行動も見られるようになったため、ご家族が心配されて病院へ。
治療薬を処方されるも、服用により副作用として、ひどい「めまい」が起こるように。
なるべく極端な副作用の出ない方法を求められて、ご来局。
ある漢方薬を数ヶ月間飲み続けてもらったところ、認知症による症状に悩まされることも少なくなり、一人で散歩や買い物に出かけられるように。
何よりも趣味の集まりに参加するような積極性も出てきて、ご家族も安心されているそう。
最近では病院の薬に頼ることもなく、漢方薬のみで対処をしているとのこと。
もちろん「めまい」のような副作用も出ていないそう。
現在も継続して服用中。
高齢化が進む日本社会において、今後ますます「認知症」になられる方は増えていくものかと思われます。
「病気は早期発見・治療が大事」だと言われていますが、より漢方的な考え方をするなら本当はさらにもっと早い段階(病気になってしまう前)からの、「ちょっとした体調の崩れへの対処の積み重ね」こそが重要かと思います。
どんな病気であれ最初は「ほんの少しの体調の崩れ」から始まっていくもので、何も対処せずに放置していると、最終的には「何かしらの病名」が付いてしまうようになってしまいます。
「認知症」においても、それは例外ではないかと思います。
ご家族さまのご不安やご苦労というのは、並々ならぬものかと思います。
少しでも漢方薬でできるようなことがあるのなら、お手伝いできればと思っています。
ぜひ一度ご相談を。
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